食欲の抜けたアト氏

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ひたすら眠るアト氏
 
 一方的にライバル視していたキュー様の定位置に、老いた自らのみを横たえるアト氏。その姿は、キュー様の晩年そのものだ。しかし、キュー様の飛べないのにダイブして、てんかん的発作を起こすが、回復すれば、籾をバリバリ食べる、といった、狂気というか陽気というか面白みは、現在のアト氏には見られない。
 何より心配なのは、食に対する関心が、ゼロに等しい点だ。放鳥時は、湯づけエサも食べず、↑のような状態だし、カゴの配合エサにはいっさいクチバシを出さない。仕方がないので、上段の止まり木の近くにアワ玉を置いたのだが、水を飲みに下段に降りる気もないらしく、小松菜に付いた水滴を吸っている様子なので、菜さしから水が飲めるようにしておいたところ、水分はそれに飲み頼っているようなのだ。
 生きる気力を呼び起こせないものか、とも思うのだが、何をしても徒労かとも思える。頑張って欲しいが頑張らなくても良いと思えてしまうな。

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