近くて遠い関係

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お互いに「空気」
 
 アラシは、他のオスにさえずられれば尾羽を振っているし、アリィも、他のメスに対しては誘惑を繰り返している。にもかかわらず、同居しているお互いには関心を示さず、争わない代わりに親しむ気配がまるでない。・・・理想的なルームシェアと言えるが、これでは何のために同居させているのかわからない。 
 文鳥のカップリングについては、相性の良し悪しがあり、それを「お見合い」で見極めようとする『無謀な風習』がいまだに存在しているが、実際は、よほどのことがない限り、同居していれば仲良くなり夫婦となる。問題はむしろ、突然の「離婚」があり得る点で、結婚して何年も経ってから「性格の不一致」やら「価値観の違い」があったとして離婚する人間と、変わらない。もちろん、「熟年離婚」も有り得、カップリングなどより、その後の方が測り難い。
 こうした、飼い主の見方を、完全に逸脱した2羽。・・・こういうのがいるから、文鳥は面白いのだが、やはりこのままでは宜しくないだろう。 熟考を要す。

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