頑張るジョー
フィンとジョーに慌ただしい行動が見られる。また産卵を始めるつもりに相違ないが、何となく、今までより気合が入っているように見受けられる。
これまでに産卵した卵は、すでに十数個に及ぶが、すべて無精卵であった。となれば、気分が先行してまともに交尾をしていないか(このような発想をする人は少ないかもしれないが、私はその可能性が最も高いと見ている)、いずれかが不妊性の持ち主であるか、となるが、♀側は産卵しているのだから、♂側に、疑惑の目が向くことになる。
受精能力を欠く♂は、下世話に「種無し」と呼ばれてしまう。もし、ジョーがそれであっても、繁殖家(ブリーダー)ではない愛好家にとっては、別に構わないのだが、入婿のジョーとしては、記録上、肩身?がせまいことになるかもしれない。頑張ってもらいたいものである。
・・・メスの手乗り文鳥の一羽飼育をして、文鳥から伴侶とみなされ、無精卵の産卵に気を揉むことになる飼い主は、いわば「種無し」夫である。しかし、それが理由で離婚するなら、ただ「繁殖」のための結婚だったのか?と言われかねないのではなかろうか。案外、深い話ではある。
コメント