![Untitled1.jpg](/image/6b2502b6aee2488afd911aee186de07df202f325.80.2.9.2.jpeg)
本能的に?食べるアト氏
目の色を変えて食べているではないか、と思われようが、これは、夜の放鳥時、飼い主が無理やりにテーブル上へ連れ出した結果で、それまで一日中断食状態の様子であった。
つまり、食べられるのに食べないのである。不調の文鳥は、食べたくても食べられなかったり、たくさん食べても消化吸収がうまくいかなかったりするものだが、アト氏には、もはや食べる気力がないわけだ。
日に日に病気が重篤になる文鳥の姿は、かなり見てきているが、日に日に気力が消失してやる気が何もなくなっていく文鳥というのは、ちょっと記憶にない。そのように、もう少しゆっくり老化して、惚けた感じになっていくのは知っているのだが、この急激な変わりようには、驚かされる。
日中、うつらうつらして、名前を呼ぶと起き、焦点があっていない感じの目で周囲を見まわり、 目の前の飼い主の姿が見えているのかどうかわからない態度。まるで白内障にでもなっているようだが、目に白濁はない。指を出すと、つい1か月前まではカゴの格子ごしにかじったものだが、今はビクビクと怯えて過剰な反応を示す。つまり、見えてはいるが、何なのかしっかり判断できない。↑も、しばらくすると、近くに来たアリィの姿に過剰反応し、必死になってハタハタと飛んで逃げてしまった。おそらく、アリィに対する苦手意識が残り、怖がっているものと思われ、これは、人間の認知症でも見られる状態に思われる。
ボケてしまうのは仕方がないが、もっとゆっくりで良いのではなかろうか。・・・だが、妻の跡追い止む無し。彼にはその方が良いのかもしれない。
コメント