森見なければ気をとられ

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くノ一おテイの離れ業
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 ↑最近、テイ、ソウ、イト、アラシのニン気スポット化しているが、やはりおテイちゃんは抜きん出ている。
 
 さて、「木を見て森を見ず」などと言われ、とかく細部にこだわると、全体を見渡せなくなるものだ。子育ての際に起きる育児ノイローゼは、おそらく育児の知識に振り回され、それとの違いから我が子を「異常」と見なして悩んでしまうようなタイプに起こりがちで、文鳥の飼育でも同様と言えよう。
 事前にいろいろ飼育情報を仕入れるのは良いが、結果、頭の中が断片情報の寄せ集め状態となって、いちいち細かな変化に気を取られることになる。例えばフンの形状、例えば寝相、例えば・・・、そのような断片情報よりも、昨日と同じように元気に動き回っている事実の方が、はるかに確かな判断基準であることを知らず、些細なことにばかり注意が行き、何もかも異常に思えて不安になってしまう。
 「異常」、この場合、病気は、全体の様子に違和感を感じるのが第一歩だ。これを、非科学的で頼りなく思う人は、動物の本能こそ、合理的で科学的である事実を知らないだけである。例えば、好きな人の様子に注意していれば、髪型を変えたとか外見の変化くらい気づくはず、まして子供の様子がいつもと違うくらいは、親ならわかって当然で、もちろん、いつもと違うのに気づかなければ、罠にはまってしまうだけなのが、野生なのである。
 普段の様子・気配を感覚的に熟知していれば、違和感は必ず感じとれる。少し自信を持って、細かなことは、「おかしいな?」と感じてから、気にするように心がけたいものである。

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