誰かに逃げられたアリィ
調子に乗ってる絶倫男のアリィは(「君」は撤去する)、テーブル上で数度にわたりニチィに交尾を迫り、そればかりか、さまざまの文鳥たちに言い寄っては逃げられていた。もはや、悪いアリィで「ワリィ」、よりストーレートに流行りにも乗って「ゲス」と改名してやろうかと、思案し始めている。
もっとも、若き日のブレイの比べれば、ものの数ではない。元気があって良い。と、ニチィを保護下に置きつつつ、見逃すべきだろう。
もっとも、若き日のブレイの比べれば、ものの数ではない。元気があって良い。と、ニチィを保護下に置きつつつ、見逃すべきだろう。
・・・ゲス、もともとは下司と書くはずで、上司に対して下司、つまり下っ端のことだが、中世では荘園支配体制の末端で、現地で威張りちらすようなのが多かったのか、嫌われ者を意味するようになっていったのかもしれない。さらに、下衆とか下種と表記されるようになり、品性下劣の意味合いが濃厚になり・・・、ゲスを極めたら人間も終い(「。」日本語のセンテンスの終わりを示す句読点)だろう、な言葉になったものと思う(『ゲスの極み乙女。』とは、意味深長なバンド名だな。歌、聴いたことないけど)。さすがに、文鳥の名前にはしにくい。
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