父似の横顔
キュー様に似てるな。爪切らないと。なぜ、同期のポンとテンは輸入キビが好きなのか。・・・などと、↑の画像を見ていろいろ考えている。
ともあれ、妻に先立たれたテンは、不思議と元気にしている。カゴの中では、(年寄りのくせに)ブランコを乗り回し、夜の放鳥時もいろいろ食べて元気そうだ。・・・元気そうに振舞っているのかもしれないな。
病気の際、衰弱を周囲に気づかれないように、食べるふりをするなど元気に振舞う、といった戯言(たわごと)は、かなり信じられているが、文鳥という生き物は、より高度な精神を持ち合わせているように思える。この場合、喪失感を紛らわせるために元気に振舞っている、と人間にもありがちな行動と比較したほうが良いのではなかろうか。・・・そう考えると、いじらしい(せいせいして一羽でのびのびしているケースも有り得る)。
病気の際の「空元気」については、たびたび触れている。文鳥は、人間よりはるかに代謝が早く、高温の体熱をあの小さな体で保持するために(体が大きいほうが熱は奪われにくい)、栄養が必要なので、普段から暇さえあれば摂食しなければならない。さらに病気で栄養の吸収に問題が生じると、エネルギーが不足し、体が欲して食べ続けねばならないことにもなる。生きるために努力しているだけで、無意味な、ふり、などしている余裕はない。
余裕がある時の、ふり、があるから、文鳥は油断ならないのである。それこそ、飼い主なら注意して見逃さないでもらいたい。
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