卵必須の老夫婦

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怪しい老夫婦(エコ・テン)
 
 午後、 テンがエコを迫害し大騒ぎになっていた。
 普段は、気色が悪いほど仲良しなのだが、前にも同じようなことがあったので、飼い主にはピンときた。そこで、すぐに、擬卵をツボ巣に放り込んでやると、即座にエコが巣に入り、
擬卵に頬ずりを始めるではないか!・・・待て、冷静に見れば、抱卵中に卵を回転させる転卵のしぐさだ。
 テンは、どうしたかと言えば、
転卵している妻の姿に満足し、以後「ドメ夫」の本性を顕さず、↑のような仲良し夫婦に戻った。
 
 エコは、 我が家にやって来たのは2008年9月なので、7年にもなる。となれば、推定8歳、人間なら70歳を超えている。いかに外見が若々しくとも、この年齢で産卵は無理だろう。
 卵へのこだわり、『偏執狂』まで存在する文鳥とは、不思議な小鳥である。

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