たかが換羽されど換羽

換羽が進むアリィと禿のテイ・イブ

 

　故リオくんの場合、元々まともに飛べないフニャフニャな文鳥ではあったが、腑抜けたようになってしまった原因は、今年３月の換羽にあったように思われる。その際の換羽はほとんど頭部だけで中途半端に終わってしまい、その後血色が悪くなり、秋になってまた換羽となって、おそらくよろけて冗談のような死に方となってしまった。とすれば、換羽を乗り越えれば復活したかもしれない。

　・・・しかし、故ケコのケースもある。あのつるっパゲも、何らかの換羽トラブルだろう。換羽による体調変動は測り難く、侮れない。

　もっとも、アリィの秋換羽は、順調なようだ。運動能力は正常、精神的な影響も見当たらず、自分を無視してせっせと産卵する同居鳥（アラシ）に腹を立てることもない。このまま、普通に、美しいイメチェンを果たしてもらいたい。