粟穂を食べるアリィ
アリィのような新参の非手乗り文鳥を、目の前に人間が存在するテーブルに引き寄せるのは、色気と食い気だろう。好きな文鳥の後を追っかけて・・・、か、お腹がすいたので・・・、人間に対する恐怖を超越するわけだ。
しかし、アリィには、恋焦がれる相手がいない。同居鳥アラシとはケンカはしないものの、お互いに仲良くしようとする気配もない。何しろ、当初、アリィが動いただけで、アラシはパニック状態になっていたので、アリィとしては、「コイツにはかかわらない方が良い」と肝に銘じてしまって不思議はない。
しかし、アリィには、恋焦がれる相手がいない。同居鳥アラシとはケンカはしないものの、お互いに仲良くしようとする気配もない。何しろ、当初、アリィが動いただけで、アラシはパニック状態になっていたので、アリィとしては、「コイツにはかかわらない方が良い」と肝に銘じてしまって不思議はない。
食い気こそ、アリィをテーブルに誘うもの、と思っていたが、最近、遊び場に置かれた粟穂が食べ物であることに気づいてしまった。これでは、放鳥中に空腹感を覚えずに済んでしまい、テーブルに降りる気持ちも薄らぐはずである。
仕方がない。長い目で見よう。
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