飛び回るアリィ
下界(テーブルの上)を見て、飼い主の視線に身を翻す
リオくんは、危機を脱したようだ。
かなり安心して、もう1羽の白文鳥に目を向けると、何やらそわそわと落ち着かなかった。「テーブルの上に行ってみたい!でも人間怖い!!」といったところなのだろう。葛藤する文鳥の姿は、実に面白い。
好きな文鳥がいれば、その後を追って人間への恐怖心を克服するし、食いしん坊ならエサに釣られて人間の存在を忘却するものだが、アリィはまだ若いので、純粋な好奇心が恐怖を押しのけるのではあるまいか。早く「こっちゃ来い!こっちゃ来い!!」と声を出さずに祈念して待とう。
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