不審な目で逃げ出すアリィ
今朝のアリィ君は、早くもお米の味を覚えたらしく、エサを交換すると、まずモミを食べ始めた。さらに、T字止まり木にも止まれるようになった。ただ、ツボ巣と外掛け水浴び器の使い方はわからないようだ。これらは、「文鳥団地」で他の文鳥たちの様子を見て覚えてもらおうと思う。
色艶は、さらに良くなった。糞便に異状も見られず、また、異常にかきむしるような様子もない。まずは健康と見てよさそうだ。
ところで、以前使っていたメイドインUSAの鳥用乳酸菌を思い出した。結局、我が家の文鳥たちには、良化も悪化も感じられず、量が多すぎて煩わしいので、使用を止めてしまったが、今現在は、"鳥"の腸内から採取した細菌株を元にしていると言う意味での「鳥用」に、どれほど意味があるのか懐疑的になっている。
何しろ、"鳥"がいかなる鳥なのかわからないのだ。鳥類といってもその種類は多岐にわたる。コマドリもペンギンもオオワシもダチョウもキツツキもヤンバルクイナも文鳥も、これ皆、鳥類ではないか?鳥類でピンと来ないなら、哺乳類に置き換えて考えたら良い。人間もハツカネズミもシロナガスクジラもカンガルーもライオンもコウモリも哺乳類なので、"哺乳類"の腸内から採取した細菌株を元にしている、としても、人間に用いる際の宣伝にはならないだろう。
「人には人の乳酸菌!」は、確かにそうなのかもしれないが、残念ながら、「文鳥には文鳥の乳酸菌!!」が商品化される可能性は、まず絶望的なので、次善の策としては、毒にならなそうな乳酸菌なら、"鳥"由来にこだわることはあるまい。
食性が大きく異なれば、同じ鳥類であれ哺乳類であれ、腸内のいわゆる善玉菌にも違いが生じるはずだ。おそらく、いかに変わった食性に適応進化していても、限定的な乳酸菌類が毒になるケースは、無いのではないかと想像するのだが、同じように薬効があるとも言えない。一方で、昔から人間の医薬品や食料として利用される乳酸菌を、飼い鳥に与えて効果があったとする事例は多い。つまり、人間に効果のある乳酸菌類は、文鳥にも効果がありそうに思える。
・・・何を食べようと、食べさせまいと、元気にしていればそれで良いと、個人的には思う。
こちらの様子をうかがうアリィ
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