実はあつかましいリオくん
午後、リオくんのリハビリタイム中に思いたって、リオくんをアラシのカゴに入れてみた。すると、1羽用としては大きなツボ巣が気に入ったらしく、中に入り込んでしまった。しばらくして、引っ張り出してツボ巣の上にあげ、アラシを帰してみたところ・・・。
ケンカはしなかった。しかし、リオくんは、当然のようにツボ巣に入り、下に降りてエサを食べるのに対し、アラシは終始落ち着かず、時折バタバタ暴れていた。つまり、やはりと言うべきか、ペアリングには、アラシの神経質な性格が障碍となりそうだ。
時折、昼間だけリオくんと同居させ、慣れさせたいと思っている。
ケンカはしなかった。しかし、リオくんは、当然のようにツボ巣に入り、下に降りてエサを食べるのに対し、アラシは終始落ち着かず、時折バタバタ暴れていた。つまり、やはりと言うべきか、ペアリングには、アラシの神経質な性格が障碍となりそうだ。
時折、昼間だけリオくんと同居させ、慣れさせたいと思っている。
さて、イモリ?
イモリはヤモリと違って、かなり一般的に見かけられるのではなかろうか。我が家の場合は、隣が雑草庭園で、ウチの周囲はイワダレソウが覆っていて、バッタやコオロギ、それを食べるトカゲ類が、わんさか棲息している。
引っ越してしばらくは、赤茶けた不毛の地であったのに、実に感慨深い。
イモリはヤモリと違って、かなり一般的に見かけられるのではなかろうか。我が家の場合は、隣が雑草庭園で、ウチの周囲はイワダレソウが覆っていて、バッタやコオロギ、それを食べるトカゲ類が、わんさか棲息している。
引っ越してしばらくは、赤茶けた不毛の地であったのに、実に感慨深い。
続いて、獣医さんのマヌケ発言の報告があったので、昨日の羽抜きの話。
もちろん、羽が伸びている途上では、細胞を増殖させるための栄養が必要になるので、羽の根元部分に血液が活発に流れ込んでいる。しかし、詳細な研究によれば、成長段階でも先端部はすでに角質化していて血流はない。羽というのは、皮膚と接する根元の部分で形成され、形成されたものを先端に押し出して成長するので、血が通っているのは根元部分のみなのである。ただ、羽軸がストローの役割をするようで、成長途上の羽軸が途中で折れたり切れたりすると、根元部分の血流が持ち上がってきて一瞬ピュッと勢いよく出血することはある。しかし、傷ついた羽は成長を止めてしまい、血流も止まってしまうので、流血が長引くことはない。
成長途上の羽を抜いた場合は、まさに現在進行形で根元部分の血流が増加しているので、出血は避けられないが、それでも一瞬で止まる(おそらく羽の根元を囲む皮膚層が一瞬で塞いでしまう構造になっている)。そしてどうなるか?すぐに次の羽芽(羽を形成する基部分)の形成が始まる。一方、成長しきってしまうと、もはや細胞が増殖する必要はなく、血流は必要ないので、折れたり切れたり抜いたりしても、出血はない。
治療行為としての羽抜きの場合は、すでに途中から切断された羽が対象なので、出血は有り得ない。もし、成長しきった羽の右軸に血流があったら、その分多くの血が必要となり、それを送り込むため心臓に負担ともなり、いったん傷つけば切断面から流血し続けることになって、良いことは何もないのである。羽に血流がなく角質化している(細胞は死んだ状態)のは、実によくできたシステムと言えよう。
こうした知識は、私の場合、古本屋で購入した『鳥の生命の不思議』という本から得ているが、おそらく勝手な解釈を含んでいて、専門的には、細かな内容には問題あるかもしれない。ま、しかし、一般人なので、だいたいあっていれば良いかと思う。
それで、「出血や翼の成長異常のリスクがあるし、放っておけばそのうち生え変わるので抜くのはお勧めしない」についてだが、感想としては、「笑っちゃうね!」、である。
前述のように、成長しきっている羽からの出血は、構造上、無い、のである。また、成長過程にある孵化1ヶ月から1年の重要な時期は、飛ばないことにより「成長異常のリスク」が懸念されるので、抜いたほうが良いのである。しかもそれは、鼻歌交じりで10秒で終わる行為に過ぎない。つまり、実行したこともなく、怖がっているだけであり、それは未経験の初心者飼い主とまったく同等と見なす以外にない。
前述のように、成長しきっている羽からの出血は、構造上、無い、のである。また、成長過程にある孵化1ヶ月から1年の重要な時期は、飛ばないことにより「成長異常のリスク」が懸念されるので、抜いたほうが良いのである。しかもそれは、鼻歌交じりで10秒で終わる行為に過ぎない。つまり、実行したこともなく、怖がっているだけであり、それは未経験の初心者飼い主とまったく同等と見なす以外にない。
おそらく、こうした未経験の獣医の妄想は、より大きな鳥の羽を抜く際の困難を、仄聞したことによる連想の産物だと、私は思う。羽を抜くには力が必要で、思い切り引っ張ったりしたら、翼の骨を歪めてしまうのではないか?といった、およそ臨床医療の専門性から遠いシロウトマインドな恐れに過ぎない。骨を歪めそうなら、歪めないように上手に施術するのがプロであり、必要性があればそれを行わなければなるまい。でなければ、そのような幼児性の妄想に基づく限り、いかなる医療行為もリスクはあって「お勧め」できないことになる。いったい、文鳥の飼い主が、鼻歌交じりに10秒でしていることに、「出血や翼の成長異常のリスクがある」などと。滑稽でしかない。
「放っておけばそのうち生え変わる」のは、それは事実に相違ないが、「そのうち」がいつかわからないから困っているのに、なんとマヌケな発言であろうか。文鳥は半年も経てば成鳥になってしまうから、悠長に待ってはいられないのである。飛べない状態を異常と見なすなら(異常と見なさない場合は気にしなくて良い)、可及的速やかに抜くしかない。問題は、上手に抜けるか抜けないか、だけで、何度も何度も繰り返すが、それは爪切りより、はるかに簡単なのである。
翼の羽は、飛翔のために必要不可欠なので、非常に速い段階から形成され、文鳥の場合、生後3週間ほどで生え揃ってしまう。そして、生後2ヶ月ほどで始まるヒナ換羽(オトナの羽への生え変わり)の際も、通常は生え変わらない。それは当然で、成長段階で飛翔方法を学んでいる時期に、翼の羽を生え変わらせるわけにはいかないのだ。
つまり、抜かない限り、切られた羽が残ってしまい、おそらくは数ヵ月後にだんだんと抜け変わるのを(風切羽は一気にではなく少しずつ生え変わるのが標準。一気に生え変わったら飛べなくなって生きていられない)、漫然と見守るしかなくなる。それは、治療の放棄でしかない。飛ぶ必要のある環境で飼育する場合は、抜く、以外にないと、認識していただきたいと、思う。ヌケぬけ抜けよ、抜けばわかるさ、なのである。
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