門前雀羅を張る

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こちらは盛況の休憩所
 
 昨日、放鳥部屋の掛け時計を新調した。糞害もあって電池の接触部に問題が起きているようで、電池があっても突然止まったりしたためだ。もちろん、今までのものと同じ八角形の木枠で、秒針は連続して動くタイプにしたのだが、我が家の敏感な文鳥たちは、2日目の今夜も、近づこうとしなかった。
 これを『閑古鳥が鳴く』と表現して良いのだろうか?鳥すら近づかない有様なのに。と思ってことわざ辞典を調べたら、『閑古鳥が鳴く』の類義語として『門前雀羅を張る』というのがあった。「訪れる人がいないため、門の外に網を張って雀を捕まえられるほど閑散としたさまから、誰も訪れる者がおらず、さびれてひっそりとしているさまをいう」のだそうだ。
 このことわざも、現在の掛け時計の様子を表現するには不適切に思えたが、雀を捕まえる網を雀羅と表現するとは、おかげでひとつ利口になれて得をした。 
 
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