マレ親の里親募集中


​完全に元気を取り戻したマレ​​
 マレは宿泊中の両親(母桜・父白)が、卵を孵して放置していたので、ヨッチ・ボクジュに育ててもらったヒナだったはずの文鳥だ。その両親は、現在、事情があって里親募集中だが、希望者が現れなければ、引き取る予定だ。
 ただ、ペアだけでのんびり過ごしているので、「文鳥団地」に参加させるのは酷な気がする(すぐになれるようにも思う)。したがって、その場合、宿泊部屋で長逗留の形で他の宿泊鳥たちを安心させるパイロット文鳥になってもらおうと思っている。
 ところで、マレは極端すぎるが、換羽による体調変化は、羽毛が抜け落ち始める直前に起きやすいことは、認識しておいた方が良いかと思う。
 クチバシの血色がなくなってあわてて獣医さんに診せたところ、ネプライザー治療を受けて急死してしまったという話も、うかがったことがある。おかしいと思ったら病院へ、などと簡単に言うが、実際はいろいろ問題となることも多いから悩ましい。
 ネプライザーとは、基本的には酸素吸入だが、よくわからず小鳥に使うのは危ないだろう。緊張で過呼吸状態になっていれば、必要以上に取り込んでしまう可能性があるかと思う。安易に使用するような獣医さんは「酸素中毒」を理解していない可能性もありそうだが、小鳥は体内の気嚢に空気を取り入れるので、かなり難しい治療法のような気がする。「とりあえず病院」な飼い主は、少し慎重になった方が良いだろう。

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