キミョーにまとわりつくフィンを追い払うイト
先ほど気づいたのだが、数日前に「並文鳥」は、差別語だとか死語だと、以前から繰り返しているつもりの話を書いた日の閲覧者が、いつもの2倍くらいになっていた。そのような意識もなく、「並文鳥」を使用していた人は、ショックを受けたのかもしれないなぁ、と少し気の毒に思える。
「ウチの子は、綺麗な並文鳥なんですよ!」と自慢していたのに、 それが、 「白ブンチョウのような高級な鳥に比べて並に落ちるという意味」などと、30年以上前の飼育書にあるのだから、びっくりしてしまうだろう。しかし、「綺麗な並文鳥でステキですね!」と褒めているつもりが、相手に「白ブンチョウのような高級な鳥に比べて並に落ちるという意味」といった知識があると、かなり失礼なことにもなりかねないので、やはり、死語として歴史の彼方に葬り去るのが良いかと思う。
「並」だとか「駄」とか、昔の「鳥キチ」は、現在の家庭飼育の感覚で見たら、いい加減なものだと思えるだろう。しかし、それが普通だったのも、歴史的な事実なので、、そういった違いを認識しつつ、悪い面は継承しないように気をつけたいものだ。
さて、我が家の桜文鳥「ノーマル風味」のフィンちゃんは、鈴が大好きでブランコの乗り方は乱暴でツボ巣破壊が得意で、どうしてこれでメスなのか、信じがたいところだが(アラシも似たようなものだったが)、さらに、メスなのに乱暴なオスを追いかけ始めている。 この時期の文鳥の男の子は、さえずりの師匠として、乱暴なオスの後を執拗に追いかけるのだが、女の子のはずなのに、困ったものである。
なお、今夜は、イブとラックが見つめ合いつつさえずりダンスに興じる姿が見られた。アブノーマルな世界に深入りしないことを祈りたい。
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