産卵期続くよ「アトミヨソワカ」

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姉妹夫婦の一方ソウ
 
 若い美女姉妹で仲良く同居し、異性など見向きもしない。それどころか、せっせと産卵して抱卵をし、巣作りだってしてしまう。
 個人的には、それはそれで(周囲に、特別迷惑をかけるわけではないはずなので)良いと思うのだが、この姉妹夫婦ソウ・テイとアラシとフィンでメスは4羽、一方オスの独身者が2羽、少しは恋愛沙汰になっても良さそうなものだとは思う。ところが、この6羽の間には、まったくそうした様子が見られない。不思議と言え摩訶不思議ではある。
  姉妹夫婦とは尋常ではなく、人間の目から見れば、その産卵行動は不毛であり、リスクも伴うものだが、それは文鳥側の主観とは別な、極めて人間的な判断でしかない。ソウがくわえているのが掃除に使うホウキなので、「アトミヨソワカ」という呪文を突発的に思い出したが、し残したことがないか確認するとか、自分の行いやその結果を後々まで気にかける、といった真似は、文鳥には無用なものに相違ない。文鳥が、ウンコして飛び立ちつつ「アトミヨソワカ!」などと鳴いたら、面白すぎるだろう。
 とりあえず、相思相愛で夫婦生活を営んでいるので、飼い主の都合で、ソウ・テイの仲を引き裂くようなことは、考えないことにしようと思う。

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