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輸入キビが好物
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満足顔
隻脚のポンは、最近テーブルの上に降りてきてくれないのだが、今夜はお腹が減ったらしく、妻のアイとともに落ちるようにしてエサ箱に着地し、輸入キビを頬張っていた。・・・それほどキビが好きなら、カゴの中に別置してやろうかと、思案している。
さて、昨日、愛知県の農業試験場の研究報告を探していたら、日触れた研究報告を読もうと探していたら、文鳥はセキセイより鳴き声は静か、という話題の際に探して見つからなかった某飼鳥団体の会誌を発見した。西暦2000年のもので、私は会員ではなかったのだが、ご案内をお願いしたところ、ご親切にご送付頂いたのであった。
その中で、会員各位の近況報告があり、迷惑になるといけないので、個人名などは挙げないが、「32年目にして隣の苦情で小鳥飼育断念」と見出しのある、この会の創始者のおそらくは私信の内容が掲載されている。私は、苦情で飼育断念、が頭に残っていて、小鳥の鳴き声などでのご近所トラブルの一例になるかと思っていたのだが、内容を読み返したら、かなり異なる印象のものであった。
短文だが、勝手に全文載せるのもはばかられるので、かいつまんで中身を言えば、32年前(1968年)に調布市の一戸建てに引越す以前に住んでいた墨田区の長屋では、10年間、小鳥150羽と犬2頭を飼っていたものの、1度も苦情はなかった。引っ越してからは、200羽を飼育していたが、やはり苦情を受けたことはなかった。ところが最近になって、隣家が突然「うるさい、くさい」と保健所・市役所・警察に訴えたので、「38年間の小鳥繁殖を全面的に中止」して、「雑居に50羽程度をやっと鑑賞として飼」うだけになってしまい、部屋の中に幅と奥行40cm、高さ80cmの小禽舎を設けて、「20種類(各1羽)を鑑賞用として飼って眺めて楽しんでいます」と近況を述べ、「もう、都会では、小鳥は飼えない時代になったよう」だ、としている。
・・・さすが、プロ、アマチュアな私とは感覚が違う。
私の感覚では、と文鳥どころか各種インコを混ぜて50羽も飼えれば十分過ぎ、急速に住宅街となった地域では、まだ周囲は寛容な部類のような気がするし、「小鳥飼育断念」ではない。屋外で各種の小鳥たち数百羽の繁殖飼育が出来ないという内容なので、これは一般的な話とすることは出来まい。感覚のズレは、イ如何ともしがたいのに、案外気づかない飼育者は多いものだなぁ、と思う。
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