何でも10倍サービストーク?

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文鳥の多様性・・・
 
 昨日の日記(私のブログの位置付けは公開日記)にコメントを頂いたが、「1500万円の慰謝料をもらう都議」とは何のことかわからず、検索してしまった。どうやら、かの女史が芸能人だか何だかだった頃に、付き合った彼氏から、慰謝料をもらったとか、民放のトークバラエティ番組で吹聴していたことがあったらしい。
 人の価値観は多様なので、どういった人なり物なりに価値を見出し、お金をいくらつぎ込んでも、それは他人の関知するところではない。その男が、件の女史に対してどういった条件で慰謝料を出したか、塵芥ほどの興味も持たないが、その多寡を己の価値だと信じられるなら、それは、何と言うか、色々な意味で、おめでたい価値観だと思える価値観を、私は持っていることだけは確かだ。
 しかし、「1500万円」も「鳥カゴ100個」も、芸能人の軽薄なサービストークとすれば、通常、十分の一くらいが現実、と受け止めるのが、21世紀の賢い視聴者ではないか、と、その手の番組は10年以上見ていない者は、考える次第だが、如何であろうか?
 
 「大阪・日本橋の黒門市場」のペットショップ。これも、当然知らないので、検索し、グーグルマップで様子を見ようと思ったが、私がここだろうと思った場所(黒門市場の入り口)に、現存していないようだった。
 「店外に出ている20個近いケージ」が「フンでガチガチに汚れ、小判型水入れは何日も取り替えていない感じで、鳥達のフンで水は茶緑色」になっていて、「1ケージに6〜10羽くらい入って」いるような、不適切な展示を行っているお店なら、一昔、二昔前には、大阪に限らず、おそらく全国各地に存在していて、東京とか横浜でもいくらでもあった。従って、もしそのお店が現存していても、新幹線に乗ってわざわざ「視察」する必要はないと思う。
 どこまでもリアルでなければならない政治論議と、芸能人トークの区別がつかず、10倍サービスしてくれているのかもしれないが、カゴ100台と公開の場で曲がりなりにも政治家がおっしゃているのだ。そして、それは、劣悪なペットショップならいくらでも知っている私にとっても、それは珍しいを通り越して、おそらく世界でも有数、もしかしたら唯一の奇観なのである。そんな見たくもないけど他では絶対見られないものが、荒川を越えた地(世田谷区?成城学園前や小田急線沿線なら少し土地勘あったけど、そんなペットショップ存在しなかったなぁ)に存在するなら、この際、興味のない「世界遺産」よりも、やはり行かねばならないと思うのである。
 そんなわけで、鳥カゴ100台ほどを屋外に並べて商売をしている東京都内のペットショップをご存知の方は、ふるって、情報をお寄せください(※鳥カゴに入れられて積まれている猫はいなくても可)。

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