『バードミネラル』を食べる「男前」イトと、
『バードドロップ』を食べようとしている「不思議ちゃん」ガイ
『バードミネラル』は、普通の塩土で、我が家の場合はそれを砕いて与えている。『バードドロップ』は、砕いてある塩土というより、塩土成分をまぶしたボレー粉といった感じの鉱物飼料だ(ともに『原田鉱業』の製品)。
鳥には歯がないので、食べ物を口で咀嚼することが出来ず、丸呑みすることになるので、筋胃で攪拌して消化しやすくする必要があり、筋胃には押しつぶす歯の役割を持つための砂粒などが貯蔵されている。飼い鳥の場合は、砂粒を食べる機会がないので、ボレー粉とか鉱物の入った飼料が必要とされると言われる。ただ、飼い鳥は、自然界ほど雑多なものを食べているわけではないので、さほど必要とされないとも言われている。
で、我が家の一部の文鳥たちは、塩土が好きで、それもメーカーの回し者ではないかと思えるほど、『バードミネラル』にこだわる。なぜなのか?本当のところは、自分が文鳥にでもならないとわからないが、おそらく塩分がしっかり添加されているためかと思える。
で、我が家の一部の文鳥たちは、塩土が好きで、それもメーカーの回し者ではないかと思えるほど、『バードミネラル』にこだわる。なぜなのか?本当のところは、自分が文鳥にでもならないとわからないが、おそらく塩分がしっかり添加されているためかと思える。
日本人は、昔から塩分を摂りすぎる傾向があり、お医者さんから散々に「塩分を控えましょう!」と脅迫されているので、文鳥にも塩分を与えてはいけないと誤解している飼い主も多い。しかし、文鳥の飼料には、塩土を除けば塩分が添加されているものはないので、それを与えなければ、人間が塩断ちしているようなものと言える。それでも、ボレー粉にはナトリウムがかなり含まれているので、それを多少食べていれば不足にはならないように思えるのだが、それすら与えなければ、ナトリウム不足で問題が生じて不思議はない。
むしろ、しっかり健康に気を配っている飼い主の文鳥が、いつも眠そうにしていたりスローモーだったりする場合、塩分を過度に遠ざけた結果ではないかと、私はかなり疑っている。
だからと言って、適量がよくわからないので(文鳥にとっての科学的に信用できる栄養必要量など、無いと思った方が良い)、塩そのものを舐めさせるより、おやつ(=食べられる時間が限定的なもの)としてテキトーに、塩土とか煮干とか、塩分を含むものを用意するのが、無難なところではないかと思う。
だからと言って、適量がよくわからないので(文鳥にとっての科学的に信用できる栄養必要量など、無いと思った方が良い)、塩そのものを舐めさせるより、おやつ(=食べられる時間が限定的なもの)としてテキトーに、塩土とか煮干とか、塩分を含むものを用意するのが、無難なところではないかと思う。
人間の食生活と文鳥の食生活が、同じであってはならないのは、健康志向の飼い主ほどわかっているはずなので、それは反面で、人間には過剰であっても文鳥では不足するものがあるといった違いを、しっかり認識したいところだ。
コメント