オスでなくて良かった?

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娘に追い払われる父

 ミョーとアラの父娘は、実に仲が良い。もちろん、文鳥的な仲の良さ、「仲良くケンカしな」の関係だ。完全なケンカ友達関係で、小突きあったり、蹴っ飛ばしあったりしていて、見ていて面白い。
 何だと思っているのかわからないが、ミョーはアラにさえずる。ピョンピョン跳ねながらにじり寄る。アラもさも感心した様子で首を伸ばしつつ近寄り、ミョーが調子に乗って上に乗ろうとすると、素早く体をかわし、バランスを崩して飛び立とうとするミョーの背中にドロップキックを見舞って、そのまま追いかけて飛んでいく。
 実に良いコンビだが、飼い主、育ての親としては、アラの将来が不安になってくる。しかし、ものは考えようだ。もし、アラがオスだったら、さらに猛烈だったに相違なく、手に負えなかったかもしれない。ミョーにしても、もし息子だったら、さえずり師匠として付きまとわれ、さえずるたびに狂喜乱舞のついでの乱暴狼藉で、ヘトヘトになってしまったことだろう。よくぞ、女の子でいてくれた、と、神様仏様その他もろもろに感謝したい。

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