いろいろ頑張ってるアラシちゃん
アラは、いろいろな先祖の行動を受け継いでいて面白い。いろいろとよく食べるのは母のイトとその母のクリ、ずっこけるのは父のミョーで滑りたがるのはその母のケコ、指にケンカを売るのは祖父サカ坊で、モミが好きなのと人の話を聞くのは曽祖父のキュー様、そして優等生の可愛らしさは、ノコリ、マナツ父子(曽祖父・祖父)を思わせる。
男の子っぽいのだが、お転婆なのだろう。やはり、女の子なのか・・・。文鳥の場合、成長するに従って、少しおとなしくなるはずだが、これは男女共通で、人間のように女性にのみ存在する『オバサン』という特異な進化形態は、特に無い。つまり、基本的な性格や行動は、年をとってもあまり変わらないものと思う。
『オバサン』という進化形態については、疑問に思われる人もいるかもしれないが、ほとんど誰もが、社会で『オバサン』に接する時は、『オバサン』という生き物として意識しているはずなので、胸に手を当ててみればわかるはずである。「『オバサン』だからしょうがない」という特別待遇が、厳然として存在するので、差別はされないが区別はされているのが現実なのだ。そもそも、『オバサン』同士も、相手を『オバサン』と見なさないではいられないのである。
この特殊な進化形態は、高度な社会性を帯びた人間社会にのみ存在する特別なステージであり(老若の間にあって、個々の美醜に関わらず、何となくながらはっきりと存在してしまう成長段階。周囲からは、ある程度の無茶も「『オバサン』だから・・・」で済まされてしまう特権を有する)、実に興味深い、と私は思う。
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