近所の神社へ

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文鳥お手玉転がしに興じるアラ

 埼玉高速鉄道の駅に向かう途中に所在する神社に(ついでに)初詣する。子日(ねのひ)神社。昔の日光御成街道をはさんで正対する位置に、西新井宿氷川神社がある。ともに無人の小社だが、向かい合っている位置関係は、なかなか奇妙で不思議な雰囲気がある。
 この日光御成街道というのは、中世の鎌倉街道中道を整備した日光街道の脇街道で、徳川将軍家が日光東照宮へ参拝する際に使用されたものだ。従って、日本中世史好きでな私には、馴染み深いものがある。そして、江戸時代の街道は、東京都文京区の向丘に端を発していて、私の行く先も、まさにその向丘だったりする。埼玉高速鉄道から東京メトロ南北線に直通して、だいたいこの御成街道筋の地下を行くわけだ。
 そもそも、子日神社というのも、引っ越す少し前になって存在に気づいた(近くを毎日ように徘徊していたのに気づかなった)、横浜の日ノ出町の子神社と、一脈通じている気配濃厚な存在だし、神戸(ごうど)などという地名は、神社の所領である神戸(かんべ)から来ているはずで、そこらじゅうに存在するが、Goudoと読むのは、やはり引越し前の立ち回り先に(小鳥屋さんがあった)、その地名があったので知っていた。
 ・・・待てよ、あそこ(相鉄線天王町)の神社(橘神社)の祭神もスサノオさんでもあった。スサノオさんを祀る神社といえば、氷川神社が有名で、荒川流域の埼玉県には多いはずだ。・・・考えてみたら、たまたま埼玉県に居を移したといっても、いろいろ繋がりがあるなぁ。
 以前、鳥系の動物病院の近くに、鳥と縁のある神社があるという話があって、探せば大抵どこでも見つかるという話を書いた。だいたい何でもそうで、いろいろ縁をたどると、面白いものである。
 
 

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