サカにさえずられて喜ぶサク
サクという文鳥もずいぶん変わっている。テンの後妻だったが、結局産卵はせず、その旦那からDVの被害を受け、挙句に浮気され、隣カゴの未亡鳥(エコ)に妻の座を追われた。
哀れな老鳥・・・、数年繁殖された後に廃用されて転売、流れ流れて我が家にやって来て、この仕打ちとは!と同情していたのだが、夫の暴力を受けなくなってからの行動を見ていると、そのストーリーとは違っているように思えてくる。
彼女、オスにさえずられるのが好きだ。ぴょんぴょんダンスをされると、自分も軽くぴょんぴょんしながら、さえずりの真似もしようと小声でグチュグチュ言い出す。そこまで乗ってくれば、メスなら交尾OKのサインとして尾羽を振らねばなるまい?ところが、その姿を見たことがない。
メスではないのか?ではオスなのか?中性なのか?いやいや、宇宙鳥かも知れぬ。テーブルに降りて来ないが、なかなかに面白い。
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