神童長じて『様』になる

孵化32日目の文鳥《アラ》
オーチャードグラスが好きになったらしいアラ

 また始まったか、と自分でも思うのだが、アラは天才である。理由は、小松菜を食べるからだ。
 我が家の場合、鳥カゴ生活を始めると、おとなたち同様に、副食の青菜を毎日与えるのだが、ヒナは食べないどころかかじりもしない日が続くのが通例で、初日などは怖がることすらある。ところがアラは、初日(昨日、孵化31日目)からかじって食べている。どの程度飲み込んでいるかはわからないが、明らかに小さくちぎっているのだ。

 今日は、エサ場のおとな文鳥たちの様子を観察し、いろいろかじって、オーチャードグラスを好物にしてしまった。
 飛び回り、頭もフル回転させるので、お腹が減るらしく、給餌もよく食べてくれるのだが、これでは、ひとりエサになってしまうのも早いだろう。少し残念。

 「十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人」、文鳥に置き換えれば「一月で神童六月で才子一年過ぎれば只のブンブン」かもしれないが、「栴檀は双葉より芳し」と、天才は幼い頃から神童だった、とのケースも有り得る。
 キュー様が、頭角を現したのは生後6ヶ月くらいになってからだったと思うので、大器晩成型かもしれない。それに対し、アラは早熟の天才なのだろうか?アラに『様』をお付けしなければならない日も近いのであろうか?
 ・・・父に弟子入りして、ズッコケ道に逸れてしまっても、それはそれで楽しそうだけど。

Untitled2.jpg
文鳥社会見学中のアラ

Untitled3.jpg
アトに飛び蹴りしようとしているアラ

コメント

タイトルとURLをコピーしました