明日、開眼予定のアラ10日目
文鳥の放鳥タイムに、加藤剛さんの『大岡越前』第一部を、時代劇専門チャンネルで放映しているので、大喜びでぼんやり観ている。
ぼんやり見てても、奉行の部屋に「省躬譏誡」「寵増抗極」と書かれた掛け軸が気になった。調べたら、1500年くらい前に中国で作られた漢字教材『千字文』の言葉だった。「身を譏誡(きかい)に省み、寵増せば抗極まる」と読み、「自分の行いを反省して自戒せよ。寵愛が増せば傲慢になる」といった意味だそうだ。
大岡越前守忠相は、徳川八代将軍吉宗に目をかけられて出世したとも言われ、この時代劇では、やたら親密な関係として描かれているので(一緒に江戸の町を歩く・・・)、清廉な加藤剛さんの越前が、部屋に掲げるにはふさわしいかと思う。・・・昔のドラマ制作者は、教養があったものだと感心するのであった。
時代劇の紋付衣装に触発され、文鳥家紋の手直しをしてみた。サブ表札用のプレートに、ロゴマークとして使用したいと思っているので、大きく描き直す必要があったのだ。↓は元絵を縮小したものだが、なかなかうまくいったと、現在、自画自賛中。
断然桜文鳥派としては、地抜きの方を主に描くので、ネガポジ側の白文鳥は、愛嬌のある目つきになってしまったが、むしろ家紋的にはそれも良いかなと思っている。家紋にこだわらず、ほっぺのハートを赤くしたりすると、Tシャツにプリントしても良さそうだ。「お・も・てな・し Japanese ricebird」とでもして、東京五輪に便乗しても良いかもしれない。
ウチの家紋は、確か梅鉢で面白くないから、何かの折にはこれを家紋と言い張る予定だ。
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