千葉市動物公園飼育課へのメール
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千葉市動物公園飼育課 御中
ご担当者様
お忙しいところ失礼いたします。
すでにさまざまに苦情を受けられ、ご苦労なさっているものと推察いたしますが、8月29日に、貴園の捕獲作業により、ベニコンゴウインコが射殺される場面が、全国的なニュースとなった件につき、お尋ね申し上げます。
貴園では、「再発防止に向け脱出防止マニュアル等を見直す」とされていらっしゃいますが、今後、その大まかな内容を公表される予定はございますでしょうか。事件の経緯を、ニュース報道を通じて公開してしまった以上、事後の対応についても、アナウンスするべきと考えますが、ご方針をご教示いただければ幸いです。
公開されました事件の経緯を拝見しますと、貴園では、大型とは言え、体重は2キロ程に過ぎない動物に、当初より麻酔銃による沈静化を目指されおりますが、今後もそのような方針をお続けになるのでしょうか。また、当時それを適当とみなした理由を、あわせてご教示いただければ幸いです。
公共の動物園は、動物の愛護及び管理に関する法律にもあるように、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないように飼養し、人と動物の共生に配慮し、その習性を考慮することを、一般に普及啓発する素晴らしい役割を担っていると承知しております。ところが、甚だ遺憾ながら、今回の事件において、貴園は、それに反する行動を全国的に公開する結果となってしまいました。あくまでも、報道で知らされる内容と、これまでのご対応を見る限りでは、貴園は、当該動物の特性をわきまえず、みだりに殺し、傷つけ、苦しめた印象を与えてしまっております。これは、貴園への信頼を大きく傷つけ、さらに動物園一般の存在理由そのものを脅かしかねない、重大な事態だと考えます。
千葉市においては、貴園についても、来春に再生計画を策定されると仄聞いたしております。貴園は、市民が動物と共生する機会を与えてくれる場ですから、再生、さらに発展されるように、今回の事件を無駄にせず、当該動物の生態に照らし、どのような対応が適切であったか再検討の上、非は非として改め、それを示すことで、公共動物園としての責務を果たしていただけることを、切望いたしております。
以上、宜しくお願い致します。
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千葉市コールセンター問い合わせフォームへの投稿内容
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お忙しいところ、失礼いたします。
貴市の運営される動物公園が本年8月29日に行い、全国的に報道されました鳥の捕獲作業につき、9月22日に、ご担当問い合わせ先(※メールアドレス割愛)へ下記のように問い合せましたが、返信がないため、こちらにお伺いいたします。
《貴園では、「再発防止に向け脱出防止マニュアル等を見直す」とされていらっしゃいますが、今後、その大まかな内容を公表される予定はございますでしょうか。事件の経緯を、ニュース報道を通じて公開してしまった以上、事後の対応についても、アナウンスするべきと考えますが、ご方針をご教示いただければ幸いです。
公開されました事件の経緯を拝見しますと、貴園では、大型とは言え、体重は2キロ程に過ぎない動物に、当初より麻酔銃による沈静化を目指されおりますが、今後もそのような方針をお続けになるのでしょうか。また、当時それを適当とみなした理由を、あわせてご教示いただければ幸いです。》
当該事件は、公園側の意向によるものか、メディアにより全国的に経緯が報道され、貴市の動物愛護への取り組み姿勢も問われる状態となっているように思われます。
再発防止に向け、よろしく、担当部局に、ご指導を賜りますようにお願い申し上げます。
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環境省問い合わせフォームへの投稿内容
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公営動物園による愛護法違反事案について
お忙しいところ失礼いたします。
本年8月26日夕に、千葉市動物公園が飼育管理上のミスにより、鳥(ベニコンゴウインコ)を屋外に飛び立たせてしまい、29日朝、麻酔銃で射撃して、結果的に死なせてしまう事案があり、その様子が、射殺場面を含め、全国に報道されました(TBS・日本テレビ)。
当該の鳥は、飼鳥としては大型ではありますが、体重は2キロ程度でしかなく、通常、人間の嬰児未満に過ぎない動物の沈静化に、麻酔銃を用いることは有り得ないように思われます。また、皮膚が薄く皮下脂肪がほとんどない鳥類の特性上からも、麻酔銃の使用には甚だ疑問を持たざるを得ません。
しかしながら、当該動物公園は、捕獲作業の初期より麻酔銃を使用しており(27、28日に使用)、また、テレビ報道された捕獲作業は、追い掛け回し追い詰めることに終始しており、その場面だけを見れば、虐待と見なされるものとなっておりました。
貴省ご管轄の『動物の愛護及び管理に関する法律』にあるように、国及び地方公共団体 は、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないように飼養し、人と動物の共生に配慮し、その習性を考慮することを、一般に普及啓発する立場にあり、千葉市の運営する動物公園には、その役割が強く求められるものと思われます。
しかし、遺憾ながら、習性を理解せず、結果、動物の生命を軽視した虐待する行動を、世間一般に示し、動物愛護行政に禍根を残す結果となっております。
今後同様の事態を招かないために、事件の検証と再発防止の取り組みを、公表されるべきと考えますが、当該動物公園は、今現在、そのような姿勢を示されておりません。動物愛護行政を所管される貴省より、宜しくご指導を賜りますようにお願い申し上げます。
また今後、同様の事態が発生しないために、麻酔銃の取り扱いについての指針を、動物園などの施設に対し、お示し頂ければとも願っております。
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