ラックを「空巣」に誘うニッキ
シナモンの色合いは、はかなくて可憐なイメージにつながるのかもしれないが、当然ながら、色柄で性格は決まらない。白文鳥の性格は~、桜文鳥は~の傾向、などと言う風説は、まず間違いなく誤りである。たんに、その人のごく限られた経験では、そんな印象を受けただけで、そんなものを、他人に吹聴するに値しない知ったかぶりである。
シナモンであろうが、桜や白であろうと、関係ない。文鳥ニッキは、実にたくましく、まず間違いなく厚かましく、憎らしいまでにふてぶてしく、その個性が面白いのである。
夫の姿を求める夫に先立たれて一夜明け、早速ボーイハントを始めた。もともと、浮気関係にあったラックを、一昨日まで、亡夫が占拠し、時に添い寝していたツボ巣に誘い込もうとしていたのである。それはまさに、彼女らしい平常営業の姿であった。
予想していた行動だが、このままでは、新しい恋ビトを誘うため「キャンキャン」鳴きだしてやかましくなる可能性がある(どうです。実にポジティブな未亡ジンでしょうが)。やはり3羽でルームシェアさせるのが無難のような気がする。計画実行を急がねば・・・。
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