心霊写真じゃないんだよ
まず・・・、シナモンがかわいくない、のではなく、ニッキという嫁が、姑の飼い主から見て、かわいくないだけである。 羽の色など無関係で、息子(キュー様)の目の前で浮気行為などする嫁を、かわいいと思えないに過ぎない。ただし、姑気分でなければ、ニッキは面白い(冷静に見ても、容姿が可愛いタイプではない。何しろ、ペットショップではオスと思われていたのだ)。
さて、暑い日が続くと、涼みたいと思うのが人情で、結果、海や河川での事故も起きてしまう。自然の海や河川の流れは、人工のプールとは異なり、実に複雑なので、幼い頃から遊び流れを良く掌握している場所や、安全とされ監視員もいる海水浴場以外では、泳ぐなど有り得ないものと、肝に銘じたいものだ。
水難事故のニュースを聞くと、心霊やら妖怪やらの類が影響しているのではないかと疑ってしまう。もちろん、個人的にそんなものが物理的現象を起こすなど認めはしないが、溺れる人を惑わせる危険性があるように思えるのだ。例えば、河川で立ち泳ぎ状態でいる時に、急に足を水底に引きずり込まれるような現象に遭遇した場合、「地縛霊だ!」とか、「シリコダマ抜かれる!(わからない人は無視してください)」とか、とっさの恐怖心でパニック状態になったら、助かるものも助からなくなるのではなかろうか。
河底の凹凸により、流れが上下に渦をなすことは、普通に起こる現象で、その水中の流れが早ければ、人間の体を巻き込むことにもなる。そして、流れが急なら、誰であれ、自力で脱出は難しく、長時間水中をぐるぐる回ることになり、溺れてしまう。しかし、さほど速い流れでなければ、誰であれ、河底を蹴るなどして、案外容易に逃げ出せるはずで、水深2、3メートル程度の河川なら、むしろそういったケースの方が多いのではなかろうか。
ところが、地縛霊でも河童でも何でも良いけれど、そう言った類に『殺される』などと勘違いすると、もがいてしまって自ら水を飲んで生命の危険を呼び込むことになるかと思う。
現在のところ、科学で解明できないことも多いが、すぐにオカルトに持っていくような習慣は、身に付けない方が無難かもしれない。
さてさて、【現象】文鳥が目に見えないものを見ている→【結論】幽霊が見えるのだ!と断定してしまう人は、昔から結構いるものだが、冷静に考えれば、結論までの「→」に、かなりの飛躍、ほとんど妄想に過ぎない仮定が必要になるので、私は認めない。
文鳥は、人間とは違う視覚を持っているので、人間には見えない世界を見ているはずだが、まず間違いなく、妖怪やら心霊の類は見ていないと考えるのが、合理的だと思う。何しろ、そういうものが見えても、文鳥たちが生活するのに、何の利益ももたらさない。食べ物探しや恋愛沙汰に忙しく、外敵の襲来に寸時も油断できないのに、見えても腹の足しにもならないものを見る能力など発達する理由が皆無ではないか。例えば、もし、何でも知ってる精霊さんとはお話が出来るなら、自然で生き抜くのに、これほど結構な能力はないのに、そうした目に見えない『存在』と対話できるように進化した生き物を、私は寡聞にして知らない(人間が、これから、そういう能力を身につけるのだ、と言われたら、否定しようがないが、肯定もできまい)。
かくして、文鳥が霊能者であるとする説には、賛同できないのであった。
撮りたかったのはポンとアイ夫婦の行水図(映り込みやがったのは誰だ!)
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