バリ文鳥絵画の絵解き

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この魅惑の後ろ姿は・・・テイかな

 バリ(パリじゃないよBali)の文鳥絵画、『アートルキサン』さんに、Arsanaさんの手頃な小品がラインナップされていた(コチラ)。『竹林と文鳥』、文鳥の描き方が変わってきているのだが、今回は一番ノーマルな表現かもしれない。海外からなので日数はかかると思うが、送料はそれにしては安いので、手頃かと思う。個人的には、Tirtaさんの大作に心惹かれているけれど・・・。
 『MANIS』さんでは、Gamaさんのシナモン文鳥の集団が珍しい(コチラ)。白文鳥だと小さいのがたくさんというスタイルには合わないかもしれないが、日の丸的な白文鳥の絵画も増えたらいいな、と思う。
 東京(江東区有明)の『バリアートショールーム』は、作品名にセンスが光る(バリの画伯たちは自分で作品名を付ける習慣がないようだ)。Gamaさんの『虹の雀躍』は、『アートルキサン』さん経由の作品だと思うが、下絵の虹模様に騒々し気な文鳥たちの姿、なるほど確かに雀躍である。他にも、バンザイしているように飛ぶ文鳥と、後ろ姿の文鳥を描いたLabaさんの作品に、『LOVE、LOVE』と名付けられている。そして、「大きく羽ばたいて全身で愛情表現をするオスに、小首を傾げて応える愛らしいメス」と説明されている。なるほどそうだったのか・・・、やはりそういったストーリー性を絵画から見出すのは必要なことだと、しみじみ思った(西洋画では絵解きを楽しむ習慣があるはず。ただ、私が絵から連想してストーリーを語ったら、文鳥の絵に限らず、ふざけたものとなる・・・)。
 いい感じに、見ごたえのある作品が増え、紹介の仕方も洗練されたお店も出来、今後ますます期待大だ。
 

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