正しい下尾筒
困った下尾筒
日本国語大辞典によれば、下尾筒(かびとう)とは「鳥類の尾羽の下方基部をおおう柔軟な小羽群。また、その部分の名」である。文鳥の場合は、大きくて目立つものが1枚あるので、その1枚のことを指すことが多くなるかと思う。
「正しい」方の写真は、現在換羽中のミョーのものなので、新旧の下尾筒が存在し、普通より「増毛中」かもしれないが、ともかく大きめの1枚の白羽を中央に、多くの羽毛がそれを支えている感じだ。大きな尾羽の付け根部分が露出していると、体温が逃げてしまうので、それを防ぐ役割を持っている。
ケコの場合、中心の下尾筒は存在するものの、その周囲の羽毛(これも広義の下尾筒)がまばらなため、垂れ下がってしまい、何の役にも立たなくなっている。・・・つまり、風通しが良く、やたらと涼しいものと思われる。夏仕様、クールビズ、クールぶんぶん、クールちょこぼ、なのだ。
でも、何となーく、また生えてきそーな、毛配(気配)がするので、・・・真冬までには何とかなってくれるのではないかと。
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