我が家のしゃアない節
昨日の話題の続き(若い人にはサザンなどどうでも良いはずだが、福山雅治さんや平井堅さんが尊敬する桑田佳祐様なので、徒や疎かにしてはならないのである)。
桑田佳祐さんが1994年に発表したソロアルバム『孤独の太陽』の中に、『しゃアない節』というのがある。歌詞の中に「建て前さえネジ曲げれば彼の地へ赴くのか?」とか「愚かなボスがこう言う《さあ!若者よ人を撃て!!》」などとあり、当時かまびすしかった自衛隊の海外派遣(国連の平和維持活動に参加するもの)を風刺した、本当にしゃアない反戦歌的な内容の曲であった。
そのような、「反戦ロックだぜぇ、ベイベぇ~!」みたいなものは、ロック歌手の「お約束」で、歌詞に深い政治的意味合いなど無い(認める必要がない)のである。『ピースとハイライト』なんて曲名からして、タバコの銘柄と、ジョンレノンむしろオノヨーコさんの「ラブ&ピース」あたりからの連想ゲームに相違なく、その歌詞に意味があるとしたら、新大久保あたりで、真面目な顔してヘイトスピーチをしているような連中を、ちょっいと、くすぐってみたかっただけ、といった程度だろう。
私はサンプル(コチラ)しか聞いていないが、他にも3曲あり、原坊ボーカルの『人生の散歩道』は、もはや神領域の気配だが、桑田さんがボーカルでないと世間的に許されないので除外、『栄光の男』はサザンとしてはカッコよすぎるので除外、『蛍』は地味で役不足なので除外、メロディラインとしてサザン的な『ピースとハイライト』をメインに据えた、のだろうと推測した。つまり、相変わらず、歌詞など大して重視しておらず、むしろ、あのおっちゃんたちは、変わっていないように思えた(もしくは思わせたいのではなかろうか?)。
で、まあ、ケコ、ケケケのチョコボちゃんの外見は、しゃアない、のである。
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