文鳥お手玉でトレーニング中のミョー
昨日の佐竹曙山の話、『椿に文鳥図』など見たことがないと言われそうなので、所蔵されている神戸市立博物館のページを(コチラ)。向かって右の文鳥の顔のバランスがズレているが、何しろお殿様なので(緻密に真面目に描写などせず、好きなものを好きなように描く)、文句は言えない。むしろ、アイリングをしっかり描いているので、文鳥はしっかり観察していたように思える。・・・いいお殿様だ。
椿の方も、実際に存在する品種をまじめにそのまま写生したとは思えない。椿には詳しくないが、何か変である。とりあえずウチの庭には、絵の右側の椿の花に近いかもしれない「五色八重散椿」の苗を植える予定だ。
八重咲きで、赤白ピンク絞りと色々と咲き分けてくれる品種らしいのだが、調べたら山口県の鋳銭司村(現在山口市鋳銭司)の両足寺に、樹齢350年の五色八重散椿があり、有名とのことであった。実は、鋳銭司村は、例の『風雲児たち』でいじられキャラになっている村田蔵六(大村益次郎、幕末維新において官軍を指揮し、兵制を整え、日本陸軍の創設者ともされる人物)の出身地だ(元々この村の医者。漫画にも村の名前が何度も出てくる)。妙なつながりがある。
奇妙、と言えば、最近他の文鳥の上に乗るのを趣味とするミョー、今夜は文鳥のぬいぐるみお手玉に乗って悪事のトレーニングに励んでいた。もちろん、この後、お手玉は床に落下させられた・・・。
我が家の文鳥史に、さらなる悪ミョーを残すつもりだろう。次の繁殖期が心配である。
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