ドメ夫と別れて

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グズでノロマなサクちゃん

 「ドメ夫」とは、DV=ドメスティックバイオレンスを常習とする夫のことで、「ドメスティックバイオレンス」とは、同居する配偶者に対する暴力の意味であり、ようするに、古風にはかーちゃんをいじめるとーちゃん、今風には配偶者を精神的に支配し半ば監禁している配偶者や交際相手、といった者のことだ。
 テンは、サクに対して「ドメ夫」だったが、精神的にも肉体的にもタフなエコには暴力的な態度をとらない。なぜ、こうも態度が異なるのか、当然と言えば当然、不思議と言えば不思議だ。
 虐げられていたサクは、それでもテンに未練があるようでもあったが、次の配偶者を探す気になったのか、それとも余生を気ままに過ごすつもりなのか、昨夜、おそらく初めて、テーブルの上に降り、モミを一粒食べていった。となれば、今夜はさらに厚かましく食い散らすはずと、心待ちしていたのだが、上空を旋回するばかりで、降り立つことはなかった。
 慎重と言うより鈍重、「グズでノロマな亀」といった感じだ(この性格がテンには気に食わなかったのか?)。しかし、今後も頑張ってもらいたい。

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