いじめられっ子星2つ

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胸にぼかし模様があるテイ

 安全神話に基づく甘い想定により大事故への対応が不十分になったり、「イジメをなくそう!」などと有り得ない目標を目指して隠蔽に励んだ挙句、学校内で悪質な犯罪行為を受けた児童・生徒を自殺に追いやったり、とかく非現実的な認識や対応は、取り返しのつかない不幸な結末に終わってしまうようだ。
 3人いれば「派閥」が生じ、だいたい2対1となって、1人は程度の差こそあれ、イジメられる立場になってしまう。それは人の本質なので、無くなる訳がない。そうした時に、どのように対処するかを実体験として学ぶためにも、同じ年頃の者との集団生活が必要で、その普遍のいじめいじめられる人間関係が、固定化して悪質なものとならないように注視し、制御していくのが教育者のはずである。

 それはさておき、文鳥の飼い主も、いじめいじめられる3姉妹の関係を注視しているのだが、今のところ、さほど悪質なものになっていない。一方的ではないのだ。基本的に、ソウとテイが仲違いしていて、ソウとガイはそこそこ仲が良いので、テイが孤立している状況だが、ソウとガイが組んで、テイを迫害するようなことはしていない。
 この際、戦略的にガイと協定を結び、逆に多数派となってソウを圧迫すべきだと、飼い主はテイをそそのかしているのだが、あいにく言葉が通じないので、それは実現しそうにない。
 一緒にツボ巣で眠るのは無理でも、ツボ巣の周辺でいがみ合わずに眠るようになって欲しいのだが、現在はそれぞれ離れ離れで眠っている。困ったものだ。

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