屋久島アセビ
苗木が届いたので、植える。
赤土の下に建築の際に敷かれたと思われる砕石(礫)層があるので、それを抜けないと根が本来の土壌(黒っぽい有機物の堆積層か?)に達しにくいようだ。悪環境に耐えるタマリュウが、今ひとつ元気がない理由は、根を深く深く深~く伸ばす性質を持つこの植物が、まだ砕石層を突破できないからなのかもしれない。そこで、木を植える際は30センチ以上掘り、石を取り除いて培養土を混ぜ、適当な深さに埋め戻してから植えつけることにして、すでに準備しておいた。
ひとつは皐月(サツキ)、もうひとつは馬酔木(アセビ)。サツキは雅姫(みやびひめ)という品種で、小さめの花が3色咲きするらしい。本来、針金仕立てされた盆栽素材の苗木なので、今のところ、ひょろひょろと頼りないが、頑張ってもらいたいものである。
馬酔木は「あしび」とも読み、古くから続く俳句雑誌の名前にもなっている。今回入手したのは、屋久島アセビとなっていて、まだスズラン状の白い花が残っていた。西日も当たる条件の悪い場所に植えるので、少々かわいそうだが、頑張ってもらいたい。
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