3羽を待たせるサカ坊
文鳥の年齢を人間の年齢に換算するのは難しい。生理的変化のスピードが違うので、単純に1歳が10歳とはいかないのだ。これは犬猫の換算でも同じだが、彼らは性成熟するまで1年未満と早いので、最初の1年だけ多く考えるのが一般的だ。
ずいぶん昔に考えた換算方法を改め、文鳥の1歳を人間の20歳として、その後1年で8歳ずつ加算してみることにした。これなら、2歳以降の計算も、人間換算年齢=文鳥年齢×8+12と、なかなかシンプルに求められる。しかし、この計算式では、文鳥の6歳は人間の60歳となり、少々感覚とずれてしまう。文鳥は6歳前後でも産卵をするケースが珍しくないが、還暦を迎えた人間が出産することは、例外中の例外のはずである。
1歳以降を1年6歳とすると、文鳥の6歳が、排卵が止むという点では同じ、女性の平均的な閉経期とされる50歳と重なることになる。しかし、それでは、たいていの文鳥に運動能力の低下が見られる8歳でも人間の62歳に過ぎず、なかなか稀な10歳でも74歳で、日本人の平均寿命に達しなくなる。
そこで、文鳥の6~9歳を老化が急激に進行する特別な時期と見なして、加算スピードを2倍の12歳としたところ、文鳥の8~9歳が人間の74~86歳となり、日本人の平均寿命と重なるようになった。さらに、その後4歳ずつ加算していくと、文鳥の最高年齢とされる18歳が、人間の最高年齢とされる122歳と重なっていた。
30分でテキトーに考えたにしては、うまくいったと本人は思っているのだが、複雑なので、考えた本人も覚えられないのが、難だ。
その換算でいけば、生後約3ヶ月の天使の3羽は11歳。まだ小学生だ。今は仲良く水浴びしているが、いろいろ起きてくるのだろう。・・・このままでいてくれたら良いのに。
3天使の水浴び(乗っているのはソウで乗られているのはテイか)
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