飛翔能力30%低下で違和感を感じているミョー(左奥)
ミョーは今日の午前中にも逃げ回り(追いかけなくとも手を出すだけで逃げる)、それも窓に何度も衝突する危険なもので、追い込むことも不可能(驚異的な飛翔能力で無駄な動きが多すぎるので、どこにどのように飛ぶのかわからない)、放置しても自主帰宅する様子はゼロ(彼は自分では絶対帰れないケコの息子)、このままでは、いつ大事故となるか分からず、捕獲のため追いかけ回すことで人間嫌いになり、周囲への悪影響も考えられるので、何とか捕獲して、片翼3枚ずつ羽を切った。
我が家で育てた手乗り文鳥の羽を切るのは、10年以上なかったことではあるまいか。ミョーもやはりただものではない。
文鳥の羽を切ることに関しては、必要性への理解も実際の効果も知らずに、「良くないこと」と思い込んでいる人がいる。しかし、室内を暴翔する姿を一度でも見れば、その考えは改まるだろう。危険な飛行をする時は、躊躇せず実行したほうが良い。能書きを言っている間に、窓に衝突して万一のことになれば、後悔が追いつかないのである。
我が家では、お店で購入して連れてきた文鳥の翼羽は、放鳥デビュー前に、必ず3枚ずつ切ることにしている。飛行に慣れていないので、そのままにしておくと、スピードや方向を制御できずに壁面に衝突するなど、危険なことがあるためだ。
羽を切ると飛べないと思い込んでいる人もいるが、翼の先端部の1枚を残し、2枚目、4枚目、6枚目と間引く程度では、飛翔スピードを30パーセントほど低下させる効果しかない。つまり、切っても普通には飛べる。飛ぶ際に多く羽ばたかねばならなくなるので、スピードが出ないので衝突しても大事故につながる可能性が小さくなり、また、逃げ回ったとしても、すぐに息が上がるので、捕獲が容易になる。
必要なら、さらに切らねばならないが、先端の1枚を切ってしまうと、それだけでも飛翔能力は元の40パーセント以下、場合によっては上昇飛行が出来なくなってしまうので、避けたい。しかし、相手は反抗期のミョーテケレンだ。その場合、5枚目を切るか、1枚目を短く切るか・・・。
夜の放鳥時、ミョーは飼い主に近づかないようにしていたが、飛翔能力が落ちたので、少々勝手が違う様子であった。やはり自主帰宅してくれないので、捕獲となったが、無茶飛びによる危険性は感じられずに済んだ。
・・・更生してもらいたいが、奇妙だからなぁ。困ったものだ。
なお、写真の手前は、エコとテンが不倫している現場だ。後方に写っているのがテン妻のサクなら良かったが、あいにくアイなので、無関係だ。
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