鳥類最強は

不倫カップルに威嚇され逃げ出すアト

　女子レスリングの吉田選手は、「霊長類女子最強」なのだそうだ。昔、男子レスリングで無敵だったロシアのカレリンが「霊長類最強」と、一部で呼ばれたそうなので、それに因んだらしい。しかし、いかなカレリンでも、ゴリラの敵ではないだろう。素手でタイマン勝負をすれば、まず間違いなく秒殺である。
　生物種としての基礎体力が、桁違いなので話にならないのだ。そもそも、異性物間の強弱など比べる方がおかしいわけで、普通に「人類最強」くらいにしておけば良いものを（これとて、事実とは言えない。「レスリング界最強」が正しいが、確かにこれではキャッチコピーとしてつまらない）、変わった言い回しをしすぎると、無知をさらすだけに聞こえてしまう。
　で、鳥類最強、それは文鳥である。正しくは、鳥類（の中の小鳥の中での気の強さ）最強なのである。小鳥に詳しい人で、これに異を唱える人はあまりいないだろう。ただ、気が強い＝危険ではない。間違った飼育方法、例えば嫌がることを繰り返したり（虐待）、逆にかじられても何もしなかったり（飼い主の皮膚を『物』と認識させてしまう）、そういった、異常なな対応をしなければ、血を見るようなことは有り得ず、「ギャルギャル！」やかましいわりには、怪我をするような乱暴行為は無い。

　障害事件はほとんど起きないが、不倫行為は眼前に展開していた。寡婦のエコと、妻となじまないテン。・・・離婚、略奪愛、どうなることやら。