ハル逝去

「文鳥墓苑」2013.02.12

 午前11時15分頃、ハルが飼い主の手の中で永眠した。誕生日の1か月前、7歳11ヶ月であった。
 昨夜も、サカ坊に襲われつつ湯漬けエサを食べていたが、朝にはツボ巣の奥に頭を向けてじっとしていた。一部(といっても、ヒナを混ぜて10羽ほど・・・)を放鳥させつつ、午前中の水交換を終え、小松菜の設置をしていると、ハルがツボ巣から落ちてもがく。痙攣かと、拾い上げると落ち着いた。
 その後、2度ほど軽く発作を起こしつつ(サカがさえずるから・・・)、手の中に居続け、30分ほどして首を曲げ翼を広げる痙攣を起こして亡くなった。

 文鳥は個性的なので、手乗りであっても、手の中を嫌ってツボ巣で死を迎えようとする自尊心の強い者もいるが、手の中に入るのを待っていることも多い。待っているのを気付いてやれないことも多いので、今回は大往生と言える気がする。

 『文鳥墓苑』の敷石の下、右手前に埋葬。誰かの「しゃれこうべ」(クチバシを含む頭部の骨)に気づく。鳥の骨は軽量化のため、中に空洞が多く、さらに小鳥は小さいので、土に帰るのは早く、最終的には何も残らないが、一番最後まで形が残るのは頭部で、さらにクチバシが形状をとどめるようだ。『文鳥墓苑』への埋葬は23羽目となるが、頭骨らしきものとクチバシらしきもの以外は、はっきり確認できたことがない(4区画に区切って、なるべく発見しないようにしている)。
 『文鳥墓苑』、今年の寒さで草花には活気がないが、春にはまた咲いてくれるだろう。春、春、ハル来い。

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