本当のかわいがりは禿げる

孵化21日目の文鳥ヒナたち(ソウ・テイ・ガイ)

 十数名もの代表選手から暴行の指摘をされた監督を継続させられると考えてしまう全柔連は、組織自体を危機に陥らせてしまった。もし暴行の事実が確認できなくとも、別の所属団体を持つ社会人の代表選手たちが、代表監督に異を唱えるなら、監督など即刻交代しなければならないのが常識である。なぜなら、監督も選手も、同等の社会人だからである。まして、園田自身は暴行を認め、それを確認した上で戒告で済むと思っているのだから、世間知らずも極まった感がある。
 これはすでに暴行傷害として逮捕されるべき事案であり、当人たちとの間で示談が成立するとすれば、刑事告発するかしないかのみだ。監督をやめるやめないのレベルの話ではないのである。全柔連の愚か者どもは、自分たちが非常識にトチ狂って継続を認めた代表監督が、同じ社会人への暴力によって刑事告発され、暴行傷害犯となっても、「一緒に世界を目指そう!」などと言えるのだろうか?事の本質も、軽重も、自分の立場と責任もわきまえないで、何が武道であるか。責任をとるとらない以前に、責任があるかさえ理解できず、トカゲの尻尾切りどころか、その必要性まで理解できず、組織全体の責任問題にしてしまうこの緊張感の欠如は何なのか。このような連中が幅を利かせていれば、柔道など衰退の一途であろうと思えた(個々の選手は国を代表する個人スポーツのアスリートなので、代表監督に必要なのは鍛えるのではなくマネジメントだろうに。つまりは気分良く試合に臨める環境づくり以外にないのに、なぜわからないのか・・・)。
 柔道ならボンボン投げ飛ばす、剣道ならバンバン打ち込み、相撲ならドンドン転がす。稽古での「かわいがり」は、一歩間違えればイジメでありパワーハラスメントであり暴行になるので、指導する側は細心の注意を必要とするが、文鳥のヒナへのかわいがり、これにも細心の注意をしないといけない。
 今日は、例によって逆撫でをしていたら、ソウが喜んでうっとりしていたものだから、かわいがりすぎてしまい、頭の中央部が数本抜けて禿げてしまったのだ。
 同様の犠牲者ミョーは、最近鏡回しに凝っているが↓、「かわいがりハゲ」の結果として、頭の中央部が先行して黒い羽に生え変わった姿だ。・・・テレビ画面に「身勝手かつ短絡的に犯行をエスカレートさせ」とあるが、このかわいがりは暴力ではないと、抗弁したい。
 なお、ソウ・テイ・ガイの体重は25、25、26gであった。ソウ・ガイが1gずつ増加した。

鏡回し文鳥(ミョー)

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