イートは自分でも湯漬エサを食べるようになったが、無茶な飛行をせず、飼い主の左手に乗って羽ばたいてヘリコプターのように体を浮かせて意思表示をし、上方のツボ巣へ運ばせて、ひたすら破壊行為に励んでいた。キュー様の孫だ。おそろしく賢いのかもしれない。体重は25グラム。
一方のミョー。今日は黙々と食べ続け、最終的には27グラムに達した。口の大きさは今までで一番なので、それに見合ったサイズになってくるのかもしれない。両親は、わりあい小柄なので、確かに妙な子である。大柄でのんびりしたボケキャラに成長してもらいたいところだ。
昨日の地震は、文鳥たちは大騒ぎであった。しかし、昨年の大震災時と比べれば、揺れも小さく、揺れる時間も短かった。だいたいあの程度が、もともと三陸沖で起きると想定されていたものだと思うが、昨年のは、この200倍ほど巨大な桁外れなものだったわけで、なるほど途方もないと、再認識した(あの程度でも都市の直下で起きれば大災害になる。当然ながら、地震はその規模だけでなく、どこで起きるかが問題だが、今回のそれは陸地から離れている)。
「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」と言うが、200分の一のそれに対し、200倍の時に必要であった熱の入った避難督促放送をしたNHKはどうなのだろう?大震災の際に、津波の規模を過小に報道して、避難しない人を生み出した反省の上に立ってのことなのだが、あれをされたら、慌ててしまうだろうし、特に夜間に慌てた気分で飛び出すのは危ないだろう。と思っていたら、やはりいろいろあったようで・・・。
アナウンスより、震災の際の問題は、気象庁の観測ミスにあるわけで、その理由は「想定外」だったことにあり、今回は想定内なので津波の規模予測にしても正確なものだったはずだ。最大1メートルのそれを、30メートルのように危険を煽るようでは、それが続けば(逃げたけれど大したことはない事実)、やはり誰も聞く耳を持たなくなるだろう。結局、アナウンスは、科学的観測やそれに基づく予想に準じて、たんたんと行えば良く、力むのは、大災害が予想された時だけでよいだろう。再考してはいかがかと思った。
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