行水するハルとエコ
人間の男女はほぼ半々に生まれてくるが、夫婦単位で行動する文鳥も、おそらく同様と思われる。
何に書かれていたか失念したが、繁殖初期の秋と終盤の春では、オスとメスの比率が変わるといった意見があったように思う。しかし、まず、有り得ない話だ。野生における繁殖は、当然ながら、繁殖のできる環境の時に行われるわけで、それは年1回かもしれず、2回可能になるかもしれず、わからないのである。無いかもしれない次回の繁殖機会に期待して、最初はどちらか一方の比率を高めてしまえば、『不自然な』偏りが生じてしまうので、それは不合理と言える。
合理性のないことを繰り返せば、その種は存続できなくなるので、繁殖シーズンの最初の秋仔も最後の春仔も、オスかメスかの可能性は半々で、偏重が起きるとすれば、それは偶然と考えるべきだろう。
で、我が家の偶然。8連続♂・♀・3連続♂・♀※♂・3連続♀。最近生まれた17羽のうち、♂12羽、♀5羽で、オスの出現率が2倍以上となっている。これはあってはならないが、「一羽っ子政策」で、飼い主が選んだ卵が、偶然こういったことになっている。この偏重が、本来あるべき平衡に戻るなら、※マークで反転して、次にはオスが生まれ、続いて8羽連続メスとならねばならない。つまり、イート♂、ミョー♀、「フィン」♀・・・。何と当てにならない予想であろうか・・・。
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