順調なマナ・クリの子
NHKの森本アナウンサーが痴漢容疑で捕まったのは、残念至極であった(産経の記事)。午後7時50分頃の東急田園都市線下りの二子玉の前、被害者は23才の女性で触った箇所は胸、泥酔状態で記憶なし。適度に混んでいたはずで、乗客は、帰宅する真っ当な勤め人ばかりのはずだ。・・・冤罪は考えにくい。千葉県の浦安在の人が、まるでトンチンカンな電車に乗るほどに正体がなくなっているようでは、何をしたか説明のしようもあるまい。意識がない以上、意識のある人に痴漢されたと言われたら、そうなのだと認める以外にない。
たまに聞かされる話だが、泥酔して正体がなくなっているくせに、居合わせた女性に触るとはどういうことなのだろう。そういった飲み屋で慣れてしまった行動が、無意識に出てしまうのであろうか。年齢を無駄に重ねるばかりで、酒量もわきまえないとは、何とした不覚であろうか。
個人的にも誠に残念だが、彼をテレビで見かけることは、今後、一切無いだろう。より罪は重い罪でも暴行なら復活もあり得ようし(【前例】松平の殿様)、不倫などで物議を醸しても逮捕されなければ問題にならないが(【例】いろいろ)、痴漢で逮捕では・・・。茶の間の主婦が許すまい。しかし、器用貧乏で使い回されてしまう感じの人なので、別の部署なり別の職場にも居場所を見つけられるのではなかろうか。自責に溺れず、ご自愛の上、この際、外飲は卒業されたらと思う。
それにしても、泥酔して電車で痴漢行為、泥酔経験者の私個人の感覚としても、不可思議である。立っていれば、気持ち悪くてそれどころではないし(ハイ、何度も途中下車してトイレに行った経験あり)、座っていたら、気持ち良くて寝入ってしまうのである(ハーイ、最終電車で終着駅まで行き駅員さんに起こされた経験あり)。体質と言えばそれまでだが、案外、この方が無難なのかもしれぬ。ヨカッタヨカッタ。
以前、独身男が文鳥などのペットを飼育するのはやめるべきだとして、その理由を、痴漢の冤罪で捕まったら面倒を見る人がいないから、と、実に真面目に書いて寄越されて、ボー然としたことがある。そこまで心配したら、息も吸えなくなるだろうに・・・。宝クジに当たるくらいの可能性だと思うが、そういった罪を着せられるなり本当に仕出かしたとして、弁護士くらいは呼べるはずであり、ペットの世話の手配をすることくらい、警察の人たちも認めてくれるはずで(認めないわけにはいかないわけで・・・)、心配のし過ぎと思われる。まあ、満員電車で近くに女性がいたら、両手を上げて置くのが、都会の常識だとは思う。
むしろ、文鳥を飼うと、酒量は抑制される、はずである。毎晩放鳥する習慣があれば、なるべく早く帰ろうとするだろうし、足元が覚束ないほど泥酔して放鳥したら、文鳥を踏むような事故の危険性も高まってしまう。手乗り文鳥をしっかり飼育して、その魅力に気づいて虜になってしまえば、危険になるようなことは避けようとするはずだ。従って、男でも女でも、酒癖に問題のある人は、飼うべきだろう。是非お飼いなさい。
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