孫の誕生に欣喜雀躍する?ニッキ
久々に、土いじりの話。
川口市のこの一帯、かなり広範囲にわたって、矢作と書いてヤハギさんが多い。それはもう、あれもこれもみーんな矢作さんで、矢作一族で集会でも開いたら、大変なことになるのではないかと楽しく想像するのだが、残念なことに、一族の公開集会も秘密会議も無いようだ。
この苗字、古代の職能集団である矢作部に端を発するはず。武蔵国は鉄生産が盛んな土地でもあったようなので、矢作部がたくさん蟠踞していて不思議はない。そして、現在の川口市と言えば、鋳物工業が有名なわけで、その鉄つながりの奇遇に、土地柄の不思議を感じるのだが、現在、矢作さんの多い川口市でも北の方は、フイゴ踏み踏みトンテンカンとは無縁なのどかな田園地帯になっており、野菜や、特に花苗栽培が盛んだ。
従って・・・、と、銅(あかがね)色より明るい関東ロームの赤土色の殺風景な我が家の猫の額(庭)を見下ろしながら、秋も深まって、突然に私は思ったのである。この赤土は緑に覆われて然るべきだ!
そこで、周辺には、まさに産直な花苗を扱う大小のお店が、うっとうしいくらい存在するにもかかわらず、探しに行くのと運んでくるのが面倒なので、通販で良さげなものをちょこちょこ買って、適当に植え付け始めたのである。届くのにやたら時間を要した四季咲きナデシコ、四季咲きマツバギク、ポピュラーなシバザクラ、ブルーが素敵なツルハナシノブ、洋風なヒメツルニチニチソウ、クローバーの類のティントナイト、アジュガ、和風なタマリュウ・・・、グラウンドカバーになりそうな植物たちを手当たり次第。適当に掘り起こし培養土を混ぜて植え付けていったのだが、冬はほぼ日が当たらない環境で、頑張ってくれるであろうか。春に花見が出来ることを、適当に手入れしながら、祈ることにする。
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