飼い主の行動を観察しているサカ坊
台風がやって来るとのことなので、自転車や植木鉢などを家の中に避難させるなど、夕方前から準備万端にし、放鳥時間中に停電は勘弁してくださいと、八百万、有象無象の神様に祈り、今現在、台風は来ているはずだが、風も雨もたいして気にならない。前の住居が山の上の古い家で、強風が吹けば、家自体が揺れたのとは違っている。これなら、文鳥も人間も、気にせず安眠できそうだ。
今夜の放鳥もいつもどおり。違った点と言えばは、キュー様が最初の「お迎えタクシー」から転落して発作(口を開けて呆然とする)を起こし、それにより、他の文鳥たちがしばらく警戒モードとなったくらいだ。呆然とするキュー様を、オス好きで警戒モードが無いサカ坊が、襲おうとせまるのを、飼い主が懸命に防ぐわけだが、これはもはや日常茶飯事と言える。
サカ坊は、相変わらずで、シキなど相手にせずに「握り文鳥」として、つまり、1羽飼育の手乗り文鳥のオスにありがちな生活を満喫している。これだけ文鳥がいるのに、このマイペースは、もはや神の域かもしれない。こういった天才(異才?奇才?天然ボケ?)が、普通にペットショップで売られているのだから、人の世と文鳥は面白いとしみじみ思う。
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