文鳥の見せパン

見せパン状態の文鳥(ニチィ)
見せパン状態のニチィ

 武蔵野銀行へ用事があったので(この銀行は引越し前にメインに使用していた横浜銀行と提携している)、蕨駅西口へ行き、当然、蕨ピアロード商店街の『パンの樹』と『鳥勇』に寄り、ラウンドパン(チョコくるみ)その他と、焼き鳥と手羽焼きを購入したのであった。また、帰りには、どこかの和菓子屋さんで『銘菓ふくみちゃん』というのを買おうと思ったが、これは断続的に降る雨により断念した。
 『パンの樹』と『鳥勇』は、どちらも街の小さなお店で、ほどほどに美味しいが、混んでいるわけでもなく、私にとって引越し後最高の発見だが、それは良いとして、『銘菓ふくみちゃん』とは何ぞや?これは、川口市観光協会の推奨みやげ品となっているものだ。手土産になるご当地お菓子類(自分があまり好きではないので、大豆のあんこ類は除く)を探っている今日この頃なので、ついでに買ってみたかったのだ。
 引っ越してご当地グルメに目覚めたわけではないが、すでに、自転車で15分圏内で手に入るものは買い食いしている。まずは、『高京園』の『ふじせんべい』。これも、川口市観光協会の推奨みやげ品になっている。行ってみたら、煎餅屋さんと造園業のはずが、お店はヤマザキデイリーストアとなっている。店内は、ほぼせんべい屋と言って良さそうな品揃えだ。何だか不思議な気分になったが、普通の10枚入りだけ買った。大きめで色の薄い、まったく飾り気のない代物で、味もあくまで素朴になかなかうまく、いくらでも食べられそうであった。悪くないが、包装して他人の家に持って行くより、自宅で寝転がってバリバリ食うのが似合っていそうだ。
 続いては、『中ばし』というお店のカステラ。外観は街の普通の和菓子屋さんの感じだが、店内にはせんべいも並んでいる。普通のカステラは味も姿も何の変哲もないが、問題の変り種は黒っぽいカステラ。この手の色のカステラと言ったら、私の概念ではチョコレート味と決まっているのだが、これは『ソースカステラ』という名称で、鳩ヶ谷(昨年川口市に吸収合併された市)に工場のあるブルドックソースが、生地に練りこまれているそうだ。隠し味程度かと思ったが・・・、しっかりお好み焼きソースの味がした。香ばしい。カステラの味とお好み焼きソースのねっとり感が微妙に混ざり、これを「フルーティー」と表現して良いのか悩ましいが、まずくはない。何となくクセになる味かもしれない。
 なかなか面白かったので、次は『銘菓ふくみちゃん』なのである。近いうちに入手しようと思う。

 閑話を休題して文鳥。
 女性の見せパンツという何ともけったいなファッションは、さほど流行ることもなかったと思うが、文鳥のそれは男女を問わず突発的に発生する自然現象で、流行り廃りはない。
 下尾筒という尾羽の付け根を下からガードする羽が、偶然に尾羽から飛び出した状態なのだが、あまり頻繁には起きないので、茶柱のように貴重とすべきだと、私は思っている。ただ、それを見たからと言って、良いことが起きるかは、我知らず。

『中はし』のカステラとソースカステラ

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