暑さ寒さも

水浴びする文鳥(マナツ・アイ)
今年は産卵卒業するかもしれない年頃のアイ

 カゴの中のツボ巣が破壊されるようになってきた。巣を壊して巣材にしようとする『破壊と創造』は、繁殖気分を示していると見なせる。
 秋、文鳥の繁殖シーズン。ところで、なぜ、日本の文鳥は、通常、秋から春を繁殖期にしているのであろうか?先祖が暮らしていたインドネシアは赤道直下で、ほぼ常夏の環境であり、それは日本では夏の季節の環境に近いはず。わざわざ、原産地の環境とは違った季節に、繁殖する理由は何なのであろう?
 日本の夏は暑すぎるので、それを避けている、との説は、あまり信ぴょう性がないと思う。それが事実なら、高原地帯などの涼しい地域は、普通に真夏も繁殖出来るはずだ。それなら、逆に、原産地の環境に近い夏を換羽期とするため、それ以外の期間に繁殖していると考えたほうが、むしろ理解しやすい気がする。
 やはり、寒暖よりも、日長の変化が基本的な要因となるのではないか。日が短くなると繁殖期に切り替わり、その際、猛暑などの阻害要因があると、繁殖開始が遅れる、といった理屈になると思っているのだが、・・・ま、どうでも良い。
 問題は、いつ箱巣を設置すべきか、という現実の対処なのだ。・・・用意だけはしておかねば。

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