初物ミカン

初ミカンを食べる文鳥たち
初ミカンを食べる文鳥たち(手前はクリか?)

 食欲の秋だが、初秋は反則気味な残暑のため、食欲どころではないかもしれない。私は、引越し後、ペットショップ巡り同様にパン屋さん巡りをして、今日も自転車(・・・名前を付けた方が良さそうだ。『可々王』にしよう)、愛車の可々王に乗って10分ほどのお店(サンメリー)で買ってきたが、結局、自転車圏内で一番気に入ったのは、スーパーマルエツ店内のパンコーナーであった。舌が安上がりに出来ているに相違ない。
 例えば、前川キャラというショッピングモールに、 デイジイという評判の良いパン屋の支店があり、お客さんであふれているのに、それより同モールのスーパーイオンの閑散としたパンコーナーのパンの方が好みだったりする(洋菓子系を無視するからではないかと・・・)。安上がりに出来ているから安いものを買うのか、安いものを食べるから舌が慣れていったのか、それはわからないが、違いが分かりすぎて高いものばかり食べたがる罰当たりな舌よりはよほどマシだろう。

 それで、ミカンである。通常、安くならないと買わないのだが、河内晩柑が無くなり、初物だというので、青ミカン↓を注文し、今日届いた。まだ淡く酸っぱいが、文鳥たちにもそこそこ好評であった。
 ところで、野生の鳥獣は、たいてい人間が収穫するより少し前に農作物を食い荒らして被害を与えるものなので、少し熟しきらない方が好みなのか、それとも早めに食べないと、二足歩行の生き物が根こそぎ持って行ってしまうので、先手を打つ頃合を学習したものか、動物行動学の方では、どういうことになっているのだろうか?

 なお、朝、予定通り、シキの羽を切り、脚輪も切ってはずした。
 この羽切り、カタカナで言うならクリッピングについても、思い込みが多い。文鳥のクリッピングに限って言うなら、それは程度の問題なので、単純に良いか悪いかで分けられない。
 そもそも、切れば飛べなくなると単純に思い込み、飛べなければ事故を起こすと信じ、少しでも切ったら「飼い主失格!」などと言い立てるのは、何も知らないと宣言しているに等しいように思える。確かに、全部切ってしまえば飛べなり、全部でなくとも、両翼の突端の3枚ずつ、もしくは片翼の3枚だけでも切ってしまえば、普通はほとんど飛べなくなってしまう。それでも、羽ばたいて飛べないだけで、通常のカゴの中での生活には、ほとんど影響は無いのだが、飛べないことによるリスク、高いところからの落下や人の足元での散漫な行動(案外よほどすばしっこくなる場合もあり)などによる事故や、運動不足による肥満には十分留意しなければならない。
 しかし、私が行うクリッピングは間引いて飛ぶ際のスピードが落とすだけで、飛べなくなることはない。飛ぶためにより多く羽ばたかねばならないので、むしろダイエット効果もあるかもしれないが、それより切実な必要性があって先端の1枚を残し、1枚おきに切っている。お店から迎えた文鳥は飛び方を知らないことが多いので、壁などに直線的に衝突することがあり、慣れるまで全速力が出ないようにした方が安全なのである。
 文鳥はインコ類と異なり、6畳なり、日本的に手狭な室内を飛び回るのが上手な生き物だが、カゴの中から出たことがなければ、そういった自分の能力に気づかず、使いこなせないのだ。
 シキの風切り羽は、羽ばたいて風を十分に受けていないので、細く硬い状態になっていた。これが、しばらくすれば広く軟らかなものに変わるはずだ。明日から、十分に羽ばたき元気に飛び回ってもらいたいものだ。

 
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