雑種強勢のクリ
今日は、自転車の試運転を兼ね、JRの東浦和駅へ向かい、そこから蕨駅へ回った。せっかくなので、そこの100円自転車置き場に止め、京浜東北線で王子へ行った。蕨駅にも、古く小さなペットショップがあったと記憶しているが、下調べしていなかったので、それよりも、何となく場所はわかっているが行ったことはないペットショップに向かったわけだ。
ドキドキペットくんという名のお店だが、文鳥は見当たらなかった。各種の小型インコ類が小さなケージで展示されており、これはすべて手乗りと思われる。こうした売り方をするペットショップが増えてきているようだが、これは昔ながらの小鳥屋さん、大きなカゴに同種類を複数放り込み、そこから選ぶといったスタイルとは大きく異なっている。難しく言えば、換骨奪胎、似て非なるものと言え、むしろ、犬や猫の展示販売に近い。つまり、単数で種類を豊富にして、1羽ずつ売り、基本的には、買う側も、1羽飼育が前提となり、当然手乗りでなければならない、といった売り方だ。犬猫を扱うペットショップでは、同一犬種の子犬を複数在籍させることはあまりないと思うが、それと同じだ。
文鳥の場合は、自家繁殖させるのが一般的だったので、人馴れしていない成鳥の販売も必須だった。しかし、犬の自家繁殖をする人は少ないのと同様に、繁殖を前提としない1羽飼いでは、その文鳥が亡くなれば、また幼い文鳥を購入して伴侶とすることになろう。
品種間雑種や近親交配に無頓着な人が、好き勝手に繁殖させるのも困りものだが、文鳥の飼い主で、繁殖させる経験が無いというのも、少々もったいない気もする。
1羽飼育前提なら、ヒナの単価は商売として成り立つレベルに高くすべきで、それは普通の白文鳥や桜文鳥こそ、そうでなければならないが、一方で安売りしているので、なかなかそうはならないはず。今後、ますます難しいところで、気づいたら、特異な色で付加価値をつけた若い手乗り文鳥以外は、流通しなくなるかもしれない。
じっくり考えたいところだが、とりあえず目先の嫁文鳥探しが先だなぁ。
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